なんのことか解らないと思うので、解説をします。(笑)
#スキン選択コンボボックスを取得 self.cmbAudaciousConf = self.wTree.get_object("cmbAudaciousCfg") #スキン選択コンボのリストを取得 lsAudaciousConf = self.wTree.get_object ("listAudaciousCfg") #スキン選択リストをコンボボックスに設定 self.cmbAudaciousConf.set_model(lsAudaciousConf) cell = gtk.CellRendererText() self.cmbAudaciousConf.pack_start(cell, True) self.cmbAudaciousConf.add_attribute(cell, 'text', 0) self.cmbAudaciousConf.set_active(0)これがドロップダウンリスト(コンボボックス)を使う上で追加した部分になります。
#なんか、毎度書くの面倒だから関数化した方がいいような気がしてきた。
Pythonだから、ということではなく、GTKのコンボを使う上での問題と言っていいかと思いますが。
正直、Glade上でコンボとその中身のリストを結びつけているので、この処理自体をコードとして書かせること自体ナンセンスであるとは思ってます。
が、書かないと動作しないので、もう、まったくお兄ちゃんったら、って感じなのです。
で、何をしているかというと、リストのセル、ここでいうと選択用の項目ですね、そのセルのレンダラ、つまり、どのように表示するべきものであるのか、という情報を生成して、コンボボックスに設定しているのです。
self.cmbAudaciousConf.set_model(lsAudaciousConf)で、取得したリストモデルをコンボに設定しています。
cell = gtk.CellRendererText()でセルレンダラを生成しています。テキスト用のセルレンダラですね。
self.cmbAudaciousConf.pack_start(cell, True)でさらに、生成したセルレンダラをコンボボックスに設定し、self.cmbAudaciousConf.add_attribute(cell, 'text', 0)先に設定したリストモデルの1番目の項目はテキストですよ、と指定していることになります。
こうしないと、設定した選択項目がコンボボックスに出てくれないのですから、困ったものなんですよね。
まあ、近い将来解消されることを願うばかりです。
#GTK3.0では改善されているといいな。
self.cmbAudaciousConf.set_active(0)の行ですが、デフォルトのコンボボックスは、なにも選択されてない状態になっているので、1番目の項目を選択状態にしておく、という処理ですね。
で、実際にコンボボックスから、選択されている項目番号を取得するには以下のようにします。
#選択されているスキンの番号を取得 sel = self.cmbAudaciousConf.get_active()今回は、選択されているコンボの項目番号を取得し、その項目番号から、対応するコンフィグ名を得るリストを別途定義し、そこからコンフィグ名を得ています。
以下の部分です。
#適用スキンのコンフィグ名を定義 confName = ("mikumiku001","mikumiku_002 ","mikumiku_003") #選択されているスキンの番号を取得 sel = self.cmbAudaciousConf.get_active() #コンフィグファイルのパスを生成 configpath = os.path.expanduser("~") + "/.config/audacious/config" #選択スキンをコンフィグファイルに設定 self.editConfig("skin=", "skin=/usr/share/audacious/Skins/"+confName[sel], configpath)これ、例えば、コンボボックスに定義するリストモデルの列を2列にして、表示名と設定項目の二つを定義し、選択されたリストモデルの行から設定名を得る、ということも出来ます。
そのためにコンボボックスとリストモデルを接続している、と言ってもいいくらいなのです。
しかしながら、ちとおっさんには敷居が高い使い方になるかなー、と思ったので、まずは「効率はよくないけど、扱いが簡単」な実装例として出してみました。
では、ソースコード全文を記載。
#!/usr/bin/env python # -*- coding: utf-8 -*- import sys import commands import os import os.path import pygtk import gtk __author__="kaoru" __date__ ="$2010/08/28 13:42:04$" #インストールコマンド群 #インストールコマンド群 installCommands=( ( #みくつべ♪インストールコマンド群 "gksudo add-apt-repository ppa:khf03353/ppa-kaorin","gksudo apt-get update",'gksudo "apt-get -y install mikutube"' ), ( #みくかべ♪インストールコマンド群 "gksudo add-apt-repository ppa:khf03353/ppa-kaorin","gksudo apt-get update",'gksudo "apt-get -y install mikukabe"' ), ( #audaciousスキンインストールコマンド群 "gksudo apt-get update",'gksudo "apt-get -y install audacious"', #gksudo に渡す際に"でコマンドをくくる必要があるので、文字列定義としては'を使っている 'gksudo "wget -P /usr/share/audacious/Skins/ http://mangareview.up.seesaa.net/image/mikumiku001.tar.gz"', 'gksudo "wget -P /usr/share/audacious/Skins/ http://mangareview.up.seesaa.net/image/mikumiku_00220.tar.gz"', 'gksudo "wget -P /usr/share/audacious/Skins/ http://mangareview.up.seesaa.net/image/mikumiku_003.tar.gz"', 'gksudo "tar xvzf /usr/share/audacious/Skins/mikumiku001.tar.gz -C /usr/share/audacious/Skins/"', 'gksudo "tar xvzf /usr/share/audacious/Skins/mikumiku_00220.tar.gz -C /usr/share/audacious/Skins/"', 'gksudo "tar xvzf /usr/share/audacious/Skins/mikumiku_003.tar.gz -C /usr/share/audacious/Skins/"', 'gksudo "rm -f /usr/share/audacious/Skins/mikumiku001.tar.gz"', 'gksudo "rm -f /usr/share/audacious/Skins/mikumiku_00220.tar.gz"', 'gksudo "rm -f /usr/share/audacious/Skins/mikumiku_003.tar.gz"', ) ) class MikunchApp: def __init__(self): #Set the Glade file self.gladefile = "mikunchu.ui" self.wTree = gtk.Builder() self.wTree.add_from_file(os.path.dirname(os.path.abspath(__file__)) + "/"+self.gladefile) #Create our dictionay and connect it dic = { "on_btCansel_clicked" : self.on_btnCancel_clicked, "on_btOK_clicked" : self.on_btnOK_clicked, "on_TopLevel_destroy" : self.on_TopLevel_destroy } #みくつべ♪のチェックボックスを取得 self.chkMikutube = self.wTree.get_object("chkMikutube") #みくかべ♪のチェックボックスを取得 self.chkMikukabe = self.wTree.get_object("chkMikukabe") #audaciousのチェックボックスを取得 self.chkAudacious = self.wTree.get_object("chkAudacious") #スキン選択コンボボックスを取得 self.cmbAudaciousConf = self.wTree.get_object("cmbAudaciousCfg") #スキン選択コンボのリストを取得 lsAudaciousConf = self.wTree.get_object ("listAudaciousCfg") #スキン選択リストをコンボボックスに設定 self.cmbAudaciousConf.set_model(lsAudaciousConf) cell = gtk.CellRendererText() self.cmbAudaciousConf.pack_start(cell, True) self.cmbAudaciousConf.add_attribute(cell, 'text', 0) self.cmbAudaciousConf.set_active(0) #シグナルとシグナルハンドラを接続 self.wTree.connect_signals(dic) #トップレベルウィンドウを取得 self.mainWindow = self.wTree.get_object ("TopLevel") #トップレベルウィンドウを表示 self.mainWindow.show_all() def on_TopLevel_destroy(self, widget): #ウィンドウを閉じてアプリケーションを終了する gtk.main_quit() def on_btnOK_clicked(self,widget): #適用を行ってアプリケーションを終了する if self.chkMikutube.get_active() == True: #みくつべ♪インストールコマンドを実行 for cmd in installCommands[0]: self.execCommand(cmd) if self.chkMikukabe.get_active() == True: #みくかべ♪インストールコマンドを実行 for cmd in installCommands[1]: self.execCommand(cmd) if self.chkAudacious.get_active() == True: #Audacious用のスキンインストールと適用 for cmd in installCommands[2]: self.execCommand(cmd) #適用スキンのコンフィグ名を定義 confName = ("mikumiku001","mikumiku_002 ","mikumiku_003") #選択されているスキンの番号を取得 sel = self.cmbAudaciousConf.get_active() #コンフィグファイルのパスを生成 configpath = os.path.expanduser("~") + "/.config/audacious/config" #選択スキンをコンフィグファイルに設定 self.editConfig("skin=", "skin=/usr/share/audacious/Skins/"+confName[sel], configpath) #壊れているスキンも有効にする設定をTRUEに self.editConfig('allow_broken_skins=',"allow_broken_skins=TRUE", configpath) #ウィンドウを閉じてアプリケーションを終了する gtk.main_quit() def on_btnCancel_clicked(self,widget): #ウィンドウを閉じてアプリケーションを終了する gtk.main_quit() #コマンド実行のメソッド def execCommand(self,command): print command #受け渡されたコマンドのデバッグ用プリント ret = commands.getoutput(command) print ret #実行結果のデバッグ用プリント return ret #設定ファイルの書き換え def editConfig(self,keyword,replaceString,configPath): print keyword print replaceString #ファイルをオープン f = open(configPath) def edit(f): #キーワードが見つかったら置き換え文字列を返すローカル関数 for txt in f: if txt.strip().find(keyword) >= 0: yield replaceString+"\n" else: yield txt #ファイルを読み込みながらキーワードを探して置換するローカル関数をコールし、新たな書き込み用のリストを生成する cnf = [x for x in edit(f)] #ファイルをクローズ(読み終わったので) f.close() #書き込み用に再度ファイルを開く fw = open(configPath,"w") #生成したリストを書き込む fw.writelines(cnf) #書き込んだのでファイルを閉じる fw.close() if __name__ == "__main__": MikunchApp() gtk.main()コメント増やして、試験的なゴミコードが残っていたので削除しました。(^^;
んで、最後にNetBeansのプロジェクトをアーカイブしたものを置いときます。
これで、基本的にセットアップヘルパに必要な項目は、ある程度であれば実装可能になるかと思います。
中身に関しては、詳細には、PythonチュートリアルやGTKリファレンスを見れば、もっと柔軟な対応が可能かと思いますので、そのへんはトライ&エラーを繰り返してみてください。
「習うより慣れろ」なんて言葉があるくらいなので、自分で手を動かして、「これはOK、これはNG」を「体験」してしまった方が、手っ取り早い場合もあるわけです。
特におっさんには。(笑)
そう、気になる事務のあのコのパンツの色を妄想したり、胸チラ、ブラチラに悶々としているくらいなら、思い切って、声を掛けてみるのも、また手なのです。
人生において一番重要なおっぱいには触れないかも知れませんが、食事くらいなら付き合ってくれるかも知れませんし、そこの辺をうまくやれば、もしかしたら、おっぱいだって揉ませてくれるかも知れません。
妄想は大事ですが、妄想するだけでは、やはりダメなのです。
妄想が限界に達したら、やはり行動を起こさなければ。
もう、おっさんだから、とプログラミングも、気になるあのコも諦める必要はありません。
妄想力を高めて、実践していけば、必ずやプログラムは組めるようになりますし、気になるあのコは無理でも、別のチャンスがあるかも知れません。
行動しないヲタクはタダのヲタクなんです。(謎
#ちなみに、行動するヲタクは何かと言えば、単に「行動するヲタク」に過ぎませんが。
たったこれだけのコードで、GUIは実装可能です。
もちろんこれは、ほんの入り口に過ぎませんが。
バックエンドに、数々のCLIコマンドがあるから、GUIフロントエンドの処理が簡単に書ける、というだけに過ぎません。
バックエンドの行っている処理をPythonで書くことも、もちろん可能ですが、すでにあるものは有効に使いましょう。
コマンドはちょっと、というひとも、これを使えば、簡単にみくんちゅ♪が導入可能になるように、Webで調べたコマンドも、実は頻繁に使う必要があるなら、しかも、時々に応じてオプションを変える必要があるなら、GUIでフロントエンドを「自分の使いやすいように」作ってしまえばいいんです。
そうして、プログラミングに慣れてしまえば、気になるあのコの事務のルーチンワークを手助けするツールだって書けるようになるかも知れません。
そしたら、おっぱいだっt(ry
まずは、これを母体として、改造するだけで、ある程度のことは出来ると思います。
もっと凝ったことをしたければ、webに大量のサンプルが転がっていますし、Pythonで作られたツールであればOSSであることが多いと思います。
参考にする資料なんて、探せばいくらでもあるんです。
ちと乱暴なやり方であることは認めますが、目的を持ったトライ&エラーは、きちんと試行錯誤として働き、身につきます。
手を動かして覚えたことは忘れないんです。
書物による知識の蓄積も、まあ悪くはないでしょう。
ただ、おっさんには、そんなヒマはないでしょう。
まず、手を動かすことです。
そのための扉を用意し、ちょとだけ隙間を開けました。
この扉を開け放つためには、もっと力を蓄える必要があるかも知れません。
でも、もう扉の前に立っていて、僅かな隙間からですが、広大なプログラミングの世界が見えているのです。
そこで、立ち止まってしまうの自由です。
もっと力を蓄えて、広大なプログラミングの世界に踏み込むのも、また自由です。
このブログが、あなたの、プログラミングへのきっかけになれば、ワタクシとしては、大変喜ばしいことだと思います。
ま、まだまだ道標にもなってない、本当にサンプル解説だけの乱暴なやり方ですがね。
オプション記事も記載したことだし、これで本当に第一部完、となります。
第二部は、いつから始めるかは解りませんが、ちょっとだけ、道標になりそうな話でも書いていきましょうかね。(笑)
では、また近いうちに。
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